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2013年12月18日

嵐が過ぎて不幸中の幸い


サクっとうどんを作って食べて家庭菜園を手入れしてから海へと向かった。。


嵐が過ぎて風は止みウネリが残ってサーフィンできそう。


怪しげな光の中で時より波がブレイクしている。
小さいながらも波乗りできそうだと着替えてパドルアウト。
入ってみると丘から見るよりもサイズがあり胸肩くらいの波で少しは乗れるかなんて思ってた所へ
ピークに着くやいなやセットが入ってきた。

何時だって焦って手を出すべきじゃないのに波を見ると興奮してつい乗ろうとしてしまうのは悪い癖だと学ぶのにも代償が要るようで既に競り上がった波頭に無理して乗ろうとした一本目に天誅が下った。波に押されて立とうとした瞬間に後ろから捲られてボードについた手が滑り態勢を崩して顔面から板のレールにぶつかり鈍い音が頭に響いたまま波に揉まれた。と思ったけど実際は一瞬のことで正確には思い出せない、考え直すとガッツリとフィンに当たってぶつけたのかもしれない。

波をやり過ごした後に痛いと感じる顔を手で触れてみると皮膚が何やらパックリと裂けており指が中に入るではないか!と指をみたら血だらけ。。

一本も乗れずに海面にボタボタと血を流し血で赤く眼が霞んできながら岸辺へと戻り車のミラーを覗くと流血するレスラーのようで笑えない顔が可笑しかったけど余りに血が止まらずに拭いても拭いても溢れ出てきて傷口からは何かジェル状の物もでてるし焦る気持ちを落ち着かせながらするべき事を確認した。

噴き出る血に手縫いをあてがい急いでトラックを運転して病院へと向う。
移動し始めてからガソリンタンクのメーターを見ると針は底辺を指しており無くなる前に入れておこうと思っていた矢先の後悔は先に立たない。ガス欠を免れ途中で給油するのにスタンドによれたが窓を拭く従業員の人に流血顔を見られて救急車じゃなくていいの?と助言された。
正直、段々と意識が霞んでいくのでヤバイかと思いながらも前をスローリーに走る大型トレーラーのお陰で安全運転で何とか病院まで到着。


濡れたウエットスーツのまま病院に入ると緊急でオペしてもらい9針縫ってもらった。
何本かの血管と筋肉が切れて血が吹き出ていたとのこと、もう少しで頭蓋骨だったと医師に告げられた。

板に頭部をぶつけるなどそんなに珍しいことでもないのに今回は打ち処が悪かったのだろうか…

完全に自爆であり、なんとも情けないが眼が潰れずに助かっただけでも不幸中の幸いと思う。

寒くなってくると身体が硬くなるし、小さな波だと、心のどこかにおごりがあったのだろう。

普段の鍛錬も足りず、どんな時でも謙虚な気持ちで向き合わねば罰が当たるのだと痛感。

約一年前にも砂糖キビ収穫作業の忙しない時に空いた休みにサーフィンしてリーフを転がり頭を切って縫ったのを思い出した。

何事も気を付けよう。

これでしばらくはノーサーフだ。

眉間がジンジンと痛い、薬飲んでしばらく休んだら仕事に集中して頑張ろう

師走の暮れで忙しないはずなのにボケかましてる己が恥ずかしい。

あーだこーだと好きなこと言わしてもらい失礼な自分ですが今回も外科医療に助けてもらいました。

何事も感謝の気持ちで己のできる事にもっともっと実直に向き合わねばと改めて額に刻み込んで出直します。

この日に会ったアマミアン島んちゅの皆さんの顔がよぎる。

健康はタダでは無いし親から貰った大切な身体を大切にせねばと今になって思うようになってきた。

新しい次の自分に会うには何時だって一歩踏み出す勇気は必要だしビビって生きたくはないけど冷静に状況を見極める眼を養う事も大切な課題だ。鍛錬を積重ねて事故や怪我の無いようにしないと時間も身体も有限でもったいない。


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嵐が過ぎて不幸中の幸い
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